ドライフードを主食にしていると、水分量が不足しがちといわれることがありますが、皆さんは普段どのようにワンコの摂取水分量の過不足をチェックしていますか?
この記事では、専門家監修のもと、毎日の排便から水分量の過不足をチェックする方法と、ドライフードを主食とするワンコの、体調や年齢に合わせた水分補給の方法を解説しています。
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毎日出るだけではNG!どんな「うんち」が出るかが大事
成犬のうんち回数は、1日1回から、多くとも5回程度が目安で、食事回数と同数であることが多いです。トイレに関するしつけトレーニングが終わり、失敗が減ると、うんちを片付ける時にわざわざ「状態」まで気にしていないという方も多いでしょう。うんちからは、以下に挙げるような、様々な情報を収集できます。
- 食事が体質に合っているか。
- 摂取水分量の過不足。
- 胃腸の状態。
- ストレスの程度や、加齢による体調の変化。
- 伝染病や寄生虫の有無。
<関連記事>獣医師監修 / 病院に行く目安は?うんちで健康チェック
理想はバナナ型のうんち
胃腸が正常に活動し、体調がいい時のうんちは、子犬から老犬までどの年代でもバナナ型です。先端が細い筒形で、バナナの様に1本につながっています。軟度は皮をむいた後のバナナと同じぐらいで、拾い上げる時に指で軽く押すと、指の形にへこみ、へこみがそのまま残ります。トイレシーツにうんちは付着せず、きれいに拾い上げることができます。
体調の変化にいち早く気付けるよう、これからは片付けの際にうんちの状態を確認するよう心がけましょう。
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ドライフードだけだと水分不足になる?不足レベルはうんちで判断
ウェットフードと比較し、水分含有量が少ないドライフード。愛犬の摂取水分量が足りているかどうかは、外見からでは判断できません。正しく見極めるには、毎日のうんちチェックが有効です。
足りている状態
- うんちが新鮮なバナナの様な形をしている。
足りていない状態
以下に当てはまる場合は、水分不足による便秘や排便困難を起こしている可能性があります。まずは水分摂取量を調整し様子をみて、改善が見られない場合は動物病院を受診しましょう。
- 数cmごと、小さな丸形など、ちぎれた状態で排便がある。
- うんちがとても固く、指で押しても形が残らない。
- うんちがなかなか出ず、力む、ウロウロと歩きまわる、排便を諦める。
- うんちをした後、お尻を引きずるような仕草を見せる。
水分を摂りすぎている場合
以下に当てはまる場合は、単に喉が渇いているだけでなく、体調不良の可能性が高いです。早急に動物病院を受診しましょう。
- 皿に汲み置きされている水を一気に飲み干す。
- たくさん水を飲み、大量のオシッコをする。
- 水状の緩いウンチをする。
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水分摂取量が足りていない時の対策
レオアンドレアは総合栄養食のため、パッケージの裏面に印字された1日あたりの給与量と適切な量の水分で、1日に必要な栄養価を摂取できるようつくられています。トッピングやアレンジを加えず、ドライフードのみを食事として与える場合は、以下の方法で体調や年齢に合った水分摂取ができるよう工夫しましょう。
- 愛犬に必要な1日あたりの水分量を把握する。
1日に必要な飲み水の量の算出方法は、こちらの記事で紹介しています。
- 必要な量の飲み水を、いつでも飲めるように配置する。
流水機能のある給水器を利用すると、いつでも清潔な水が飲めます。
- ドライフードをふやかして与える。
体調や年齢に合わせて野菜などをトッピングし、摂取水分量を増やす方法も有効です。
子犬の場合
- まだまだ体が小さく、トッピングで食事量が増えると完食できないことがあります。食べ残しの習慣がつくことを防ぐため、ゆで汁のトッピングがオススメです。
おすすめ食材:ササミ、魚、野菜などのゆで汁
<関連記事>パピー期に考えるべき「食事」について
成犬の場合
- 体重が気になる、偏食になると困るなど、食のお悩みが様々なので、歯ごたえがあり、低カロリーな食材のトッピングで水分摂取量を増やしましょう。
おすすめ食材:スナギモ、ブロッコリー
老犬の場合
- 加齢による筋力や内臓機能の低下により、排便に苦労することが増えるので、スムーズに排便できるよう水分を多く含む野菜のトッピングを試しましょう。
おすすめ食材:キャベツ、白菜
愛犬に必要な一日の水分量を把握し、必要量の摂取をうながし、排便がスムーズになるよう食生活を整えていきましょう。
<関連記事>老犬に適切な食事量や頻度はどれぐらい?
こんなうんちは要注意!動物病院で不調の原因を突き止めて
ワンコの体調は、食事はもちろん年齢、季節、ストレス、運動量など様々な影響を受けて変化します。うんちの状態が以下に当てはまる場合は、水分量の調整での改善が見込めないため、要注意です。早めに動物病院に相談をしましょう。
- 形が残らないほどに柔らかい。(柔らかすぎて、拾い上げることができない)
- トイレシーツにうんちが付着し、拾い上げた後もうんちが残ってしまう。
- いつもと色が違う(黒、黄色、緑、白・・・・など)
- 血液に似た臭いがしたり、血液が混ざっている。
- 表面が粘膜で覆われている。
- 水鉄砲の様に噴射され周囲に飛び散る。
- 異物が混ざっている。
また、動物病院の問診で正確に症状を説明するために、以下の方法を覚えておいてください。
- うんちの写真を撮影する。
- 排便の様子が気になる場合は、動画を撮影する。
- 排便時間と回数を記録する。
- 直前に食べたものや、拾い食いや誤飲の有無を確認する。
- 少量のうんちをラップで包んで持参する。
*乾燥しないよう、しっかりと密閉しましょう。
まとめ
うんちを片付ける時は、ただ拾い上げるだけでなく形や色、軟度に変化が無いかも気に掛けておくとワンコの体調の変化をいち早くキャッチできます。理想的なバナナ型のうんちが毎日出るよう、食事量・水分量・トッピングなどで調整し、食生活改善から体調を整えてましょう。
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