まず、そもそもワンコを長時間一人にしておくのは、あまりよくありません。長時間ワンコを一人にしてしまうと、こんな悪さをしてしまうことも。
・引っ掻く
・家具や服を噛む
・食べ過ぎ
・困惑して鳴いたり、ささいなことにも吠える
一人になる練習をさせる
小さいうちから一人でいる練習をすることが大切です。ワンコを飼い始めたら、できるだけ早く一人にする時間を作って、少しずつ練習しましょう。
【Step 1】
ワンコを一人にして、あなたは外へ出ます。もしワンコがパニックになっていても、知らんぷりしてみてください。これを1日に3回以上行います。
【Step 2】
あなたが不在→帰宅するということが特別なものではなく、ごく日常の一コマであると理解させるために、帰宅した時も普通に振る舞うようにしましょう。
【Step 3】
帰宅したら、ワンコに「ハウス」を指示します。ワンコがちゃんと言うことを聞いて落ち着いたら、愛情たっぷりに褒めてあげましょう。
お留守番させる前にしておくこと
1.お家の中での行動範囲を制限する
お留守番中は、お家の中で自由にさせるのではなく、ワンコの行動範囲を限定しましょう。ただし、特に最初はワンコにとって落ち着く場所を行動範囲に入れてあげましょう。お留守番に慣れてきたら、行動を制限しなくても大丈夫です。
2.お散歩に連れて行く
ワンコを一人でお留守番させる前に、朝のお散歩に連れて行ってあげましょう。そうすればワンコは疲れて、あなたがお出かけしている間も大人しく休んでいてくれるでしょう。
もしワンコがお留守番に慣れていないなら…
まだワンコがお留守番に慣れていない場合は、あなたがいない間にワンコが忙しくしていられる工夫しましょう。ワンコは退屈に感じるとモノに当たってしまうこともありますが、忙しくしていれば、時間が過ぎるのがあっという間に感じます。
そこで普通の食事用ボウルの代わりに、ゲーム感覚で楽しめる自動給餌器を用意するのもオススメです。中には、難易度が選べるものもあるので、あなたがお出かけ中にもワンコは楽しみながら待つことができます。
お留守番中にちょっとした課題を出したり、楽しいおもちゃで遊んで過ごしてもらうのもいいかもしれません。(用意するおもちゃは、噛みちぎったり、飲み込んだりできないタイプのものであることを事前に確認しましょう。)
他にも、テレビをつけたままにするのもオススメです。ワンコは意外とテレビを観て楽しんでくれます。でも、興奮して画面に向かって吠えたりしないように、見せる番組に気をつけましょう。
参考記事:愛犬もテレビを楽しんでいる!?犬のテレビの見え方について
あなたが帰宅したら…
ワンコはあなたの帰宅をとても喜んでくれるので、ちゃんとお留守番できたことを褒めてあげましょう。少し散歩に連れて行ってあげたり、ボール遊びをしてあげましょう。
長時間ひとりで家にいたワンコの足を伸ばして、ストレッチさせてあげることは大切です。
そして、飼い主が外出するのは普通のことだと分かってもらうために、お留守番のご褒美として”おやつ”をあげるのはやめておきましょう。
過ごしやすい環境づくり
暑い夏の間も、ワンコが快適に過ごせるようにするためには、次のような方法があります。
・エアコンを25~27度設定にして、つけておく
・日焼けの可能性があるため、カーテンを少し閉めて直射日光を避ける
・風通しをよくするため、窓を少し開けておく(外に出られないことは要確認)
・十分に水分補給できるように、水を用意しておく
いかがでしたか? ワンコといつも一緒に居たいと思ってはいても、実際にはなかなか難しいですよね。ワンコがお留守番の時間を快適に過ごせるように、皆さんも色々と工夫してみてくださいね。
参考:
– https://tractive.com/blog/en/good-to-know/tips-for-leaving-your-dog-home-alone