愛犬と一緒に楽しめるアウトドアアクティビティのひとつであるキャンプ。WANTIMSEでは「犬連れキャンプに挑戦したいけど、どんな準備をしたらいいの?」とお悩みのご家族向けに、必要な心構えや事前準備を2回に渡って解説します。監修は、公認オートキャンプ・インストラクターで愛犬家の田中りかさんです。
第1回 <インストラクター監修>犬連れキャンプの心得と準備
第2回 <災害時にも活躍>わんキャンに必要な持ち物 ◀︎この記事
2回目の今回は、わんキャンプにあると便利な犬用グッズをご紹介! 日常生活を構成する「衣・食・住」全ての要素が詰まったキャンプで使用する道具は、防災にも役立ちます。キャンプを通じて、楽しく”もしも”に備えましょう。
2017年に青森県でキャンプデビュー。愛犬の銀次郎くんと百之介くんを連れ、北は青森から南は静岡まで様々な地域でソロキャンプを楽しんでいる。ワンコ連れのキャンプは年間約30泊にのぼる。幼少期からワンコに囲まれ育った愛犬家で、個人でオーダーメイドのリードや首輪の制作も手掛けている。
「衣」- 身に着けるもの
大自然の中に終日身を置くこととなるキャンプでは、寒暖差や虫、日焼け対策が必須です。犬も人間と同様、不必要な露出は避け、外部からの刺激を極力抑えて快適に過ごせるよう工夫しましょう。
<必ず必要>
- 迷子札つきの首輪・胴輪、リード
焚き火やバーベキューの火、車道など犬にとって危険な場所やアイテムが点在するキャンプ場。突然の雷や花火で驚き脱走してしまうことも。
開放感溢れるキャンプ場では愛犬も自由に過ごしてほしいと思いがちですが、ドッグラン以外の場所では基本的にはリードを使用し、危険から愛犬を守りましょう。ロングリードや伸縮リードも合わせて持参できると、TP0に合わせて使い分けができるため犬たちもストレスなく過ごせます。
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- 服・雨具
夏は虫よけと直射日光を防ぐためにクールタイプを、冬は厚手のコートや裏起毛のロンパースやロンTの持参を推奨します。室内犬にとって、冬のキャンプは想像以上に過酷なので、防寒具の持参は必須です。
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<あると便利>
- 光る首輪
夜の散歩で愛犬が見つけやすくなるため便利です。
「キャンプ場は自然の中にあるため、照明が少なく暗いです。暗がりだと飼い主がワンコの行動を見落としてしまう事がありますし、すれ違う人がワンコに気づかずびっくりさせてしまい、その行動にワンコもびっくりして吠えてしまうこともあります。トラブルを防ぐためにも、夜の外出時は装着するとよいでしょう。」と、田中さん。
首輪につけるタイプのLEDライトやペンライト、ハーネスタイプなど、犬用ライトは重さや形状がバラエティに富んでいるため、愛犬の大きさや年齢、性格に合わせてピッタリのものを用意しましょう。
「食」- 食べるもの
開放感溢れる環境に身を置けて大興奮!見た目は元気なワンコたちも、移動の疲れや普段と異なる環境に、体はちょっと疲れ気味かもしれません。食事はいつものフードで胃腸への負担を抑え、快適な滞在をサポートしましょう。
- 食べ慣れたフードと食器( 水皿・フード皿 )
普段と異なる環境でもストレスなくしっかりと食事を摂れるよう、食べ慣れたフード、使い慣れた食器を持参しましょう。愛犬の顔写真入りパッケージのレオ&レアなら、どの子のフードかひと目でわかるため便利です。
- おやつ、常備薬
テント設営や撤去中、調理、焚き火のケアなどで家族が愛犬にかまってあげられないときはガム系のおやつなどが便利です。「百之助はお腹が弱いので、整腸剤や、そのほかにも皮膚や耳への塗り薬などいつも使っている薬は必ず持参します。(田中さん)」
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<あると便利>
- 食器スタンド
高さを出す事で砂利や虫の侵入を防止できます。食器を足元においておくと、うっかりひっくり返してしまう事もあるため、転倒を防ぐためにも重宝します。
- 熱中症対策グッズ
キャンプは車での移動時間が長くなることが多く、車内は外気より温度が高くなります。過ごしやすい気候が続く5月や10月も、犬たちの熱中症対策は欠かせません。田中さんは犬用の氷水入りの水筒や、クールリングの持参で対策をしています。常温では水に口をつけないワンコたちも、氷水ならゴクゴクと飲んでくれることが多いそうです。
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「住」- お泊まり、散歩グッズ
居心地がよく、安全にワンコが落ち着けるスペースをつくり、自宅と同じぐらいリラックスして過ごせるよう配慮してあげましょう。
<必ず必要>
- いつもの散歩グッズ
普段お散歩で使っているセットを持参しましょう。匂いが気になったり、排泄物の処分が不可のキャンプ場もあるため、臭わないうんち袋を持参すると便利です。
- 係留グッズ
テントやタープ保定のためのペグ以外に、犬の係留用のペグも忘れずに持参しましょう。カラビナでペグとリードをつなぎ、ワンコを係留します。
- ブラシ
自然の中で過ごすからこそ、砂埃や植物など、愛犬の身体にくっつき不快な思いをさせるものとの遭遇率もあがります。「一度体についたらなかなか離れない”ひっつき虫”対策のためにも、スリッカー、鋤ブラシ、獣毛ブラシと数種類のブラシを持参しています。(田中さん)」
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<あると便利>
- ペット用コット
キャンプ用の椅子は軽くて不安定なことが多いため、ワンコが飛び乗ることでバランスを崩し、転倒してしまうことがあります。写真のような専用コットで、椅子以外にワンコの場所を作ってあげると安全対策にもなるのでオススメです。
- 足洗いカップ
「雨上がりの土サイトで、足回りの毛や肉球の間に泥が絡まったまま固まってしまい、苦労した経験があります。足洗いカップがあれば、中にシリコンブラシが入っているので、少ない水で足を綺麗に洗えます。冬は寒いので、少ない水量で足が洗えることも魅力です。」と、田中さん
- ブランケットや簡易ケージ類
ぬいぐるみやブランケットなど、愛犬がいつも就寝時に使っているものがあれば持参するとよいでしょう。ソフトケージや折り畳み式のクレートでサイトやテント内に犬の居場所・寝処をつくることも、警戒心が強かったり、繊細なワンコの初キャンプにはおすすめです。なじみの匂いや、安心できる場所があることで、普段と違う環境でもぐっすり眠ることができます。
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まとめ
初めての犬連れキャンプに向けて必要な心構えと持ち物、キャンプ場での立ち回り方を2回に渡って解説してきました。普段と異なる環境で家族も愛犬もリフレッシュできるキャンプ。しっかりとした準備と少しの心掛けで、誰でも挑戦することができます。忙しい毎日の気分転換に、”もしも”に備えた防災対策の練習として、愛犬とキャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。
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